ダンジョン探索と武器成長にロマンを感じなくなってしまったので、さっさとクリアしてしまうことにした。
面白いな、と思う要素もあったけど、一本のゲームとしての完成度は低いかも。
毎回変わるダンジョンというのが、一つのウリでもあったと思うんだけど、
あれだけダンジョンの階層があると、一種の作業になるので、そのときそれらがランダム生成だと辛かった。
むしろ一階一階ちゃんと頭ひねってダンジョン作ってくれていた方がいいよ。
人間の意図が感じられれば多少は潤いも感じられると思うし。
それと武器の成長は自由度があるように見えて、結局線路の上を走らされてるだけなので
不完全な代物だよね。「ビルドアップ」の仕組みをもうちょっと考える必要がありそう。
あと、ストーリーはくさくさ。キャラクターの掘り下げも全然ない。
ロマサガ1タイプの、キャラ設定だけ提示して、その後のストーリーには、
それらキャラクターが全く関わってこないような。そんな感じ。
主人公が全然喋らないんだけど、まさかこのゲームシステムで「主人公=プレイヤー」という
自己投影をしてるプレイヤーもいないと思うので、喋らせておいていいじゃん、とも思った。まあ、些末事項だけど。
ダンジョンで拾った街パーツを好きなように組みたてて、その街の中で
アイテムを探しまわる、というのは、良い仕組みだと思った。街を探索する必要性があるから、
それで自分が街を復元させたんだっていう実感が持てるからね。ああ、あと主人公の黒スパッツ(いや、黒タイツか)はエロい。
まあ、これくらいは褒めておかんとな。金出して、時間使って遊んだんだし。
褒めるところがないんじゃ自分が報われねー。
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