男女入れ替わりモノ系の情報掲示板で知り購入。書店であらすじを読み、期待に胸をバクバクさせながら帰ってきたが…。
蛇の祟りかDNA異常かよく分かんないけど、男の子として育った「りぼん君」は12歳を境に「りぼんちゃん」に…。
胸はないけど、モノもない、と。まあ、そこまでなら「革命の日」と同じ半陰陽みたいな設定なんだけど、
この「りぼん記念日」が酷いのは、女の子になった「りぼんちゃん」は(これも呪いかDNAの為せる業か)超淫乱で
肉棒なしでは1日たりとも生きて行けない体質なんだそうです。
女の子として生きていくために、1年間おフランスで三十過ぎのオッサンに肉体調教を受けたり、婚約者は、
りぼんちゃんが自分以外の男と毎日とっ換えひっ換え乱交を繰り返しても一切意に介さない、
仏だか悪魔だか分かんないような奴だし…。
なんスかねぇ、こりゃぁ。
ホントに何なんだあ、こりゃあ?
これホントに小中学生向けに出版されてる本なの?コバルト文庫ですってよ、奥様。
まぁ、モラル的なことに関しては、既に「少女革命」とか知ってるし、今更どうこうって話じゃないけどねぇ。
僕的に脱力するのは、この作品には「秘密」と「淡い恋心」の欠片もないってことだよ。元男っていうのが、
全然活きた設定になってない。ただの頭の弱いヤリたがり女です。
お疲れ様でした。
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